別ブログ『夢の足跡』の別館です。 日々のつぶやきや二次創作を中心にアップしていきたいと思います。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウェブカレ ~華月のアルバム捏造記録:先生編~
4月初めの記事は、やっぱりウェブカレ関連。
そのくせ、敢えてホワイトデーとエイプリルフールネタではなくて、漸く「先生」との出会い編です。
はっきり言って、華月の第一印象は「・・・この先生『天然の』たらしだ>汗」でした(爆)。
う~ん、一番人気の「先生」の筈なんですが・・・どうも華月は苦手です。なんでかな・・・

はっ!もしかして属性が一緒だからかっ!! ←たぶん正解(笑)。

それにしても・・・ただの出会い編が、何故に『甘い罠』なんていう怪しいタイトルになるんだろう?


今時、こんな青春物語でしかあり得なさそうな出会いに巻き込まれるなんて、私ってどんな強運の持ち主なんだろう。
しかも、運がいいのか悪いのか、なんとも判断に迷う。
それでも敢えてここで明言しよう。
私・・・実は紅茶派なんですけど?それでもいいですか?

甘い罠   2月18日 14:02

(はぁ、重いよ・・・)

私が、この『白薔薇学園』なんて云う恥ずかしい名前の学校(まぁ、前の学校もいま思うと結構恥ずかしい名前だったから、そんなに抵抗はないけど)に転校してきて、もう直ぐ1ヶ月になるだろうか?
変な時期の転校生、ってことでそれなりに先生の注目を集めてしまった手前、優等生を演じる羽目になったのが予定外、と云えば予定外だけど・・・それはソレで別にいい。
うん。だって前の学校と比べると、ここってそんなに偏差値が高くないのか、授業の進行も遅れているから、勉強はかなり楽にこなせるのよね。
そう、それはいい・・・しかし・・・

(なんで私がこんなの運ばなきゃ・・・)

はぁ・・・と思わずため息がこぼれる。
原因は勿論、いま現在、私の両手を拘束している教材の山である。
畜生、あの数学教師、なに人を目の敵にするかな!
そりゃあ、先生の間違いを授業中に指摘したのは拙かったかもしれないけど、あくまでもこっちは親切心(?)でやっただけなのに・・・
はぁ・・・と再びため息がこぼれたその時・・・それはいきなりのことだった。

ヒョイッ

ついさっきまで、私のため息の原因であり、私の両手を拘束していた筈の教材の一部が消えた。
「どちらまで運べばいいのですか?」
「え?あれ・・・?」
はっ!い、いけない!お、思わず、素っ頓狂な声を上げてしまった。
慌てて教材の行方を目で追うと、にっこりと笑顔で尋ねる「先生」がいた。
ええと、「先生」でいいよね?私服だし・・・
「あ、あの、数学の準備室まで・・・」
しどろもどろに、相手の質問に答える。すると・・・
「女の子にこんなに重いものを運ばせるなんてひどいですね。あとで、わたしから数学の先生に言っておきましょう」
これまた、笑顔でそんなことを言われた。
が、しかし・・・うん、どう見ても胡散臭いよね、その笑顔。

はっきり言って、「先生」にしては格好良い部類に入る・・・とは思う。
でも・・・正直、私の趣味ではない。 ←おお、言い切ったよ、この女!
「はぁ」
そんなことを考えていたせいか、優等生を演じている私としては、なんとも間の抜けた答えを返してしまった。
「手伝わなくても大丈夫でしたか?」
「いえ!ありがとうございます」
私の反応に納得がいかなかったのか、不思議そうにそう聞かれ、慌てて御礼を言う。
慌てていたせいか、少し声が大きくなってしまったかもしれない。
「元気がいいですね。先生、元気な子は好きですよ」
「はぁ」
またしても間の抜けた返事を返してしまったが、この場合それ以外に私にどう返せとっ!?
だって今時「元気な子は好きですよ」なんて恥ずかしげもなく真顔で言う「先生」ってどうよ?
しかも、ふつう女生徒に「好きですよ」なんて言うのは、シチュエーションがどうであれ拙くはありませんかっ!?
私以外の子なら変に勘違いしますよ?

「キミは・・・、あまり見かけませんが、どちらのクラスですか?」
心の中で、目の前の「先生」に対して、けっこう散々な突っ込みを入れていると、漸くまともな質問をされた。
「転校してきたばかりで・・・」
「あぁ。時期はずれの転校生さん。なるほど。どうですか、この学校は。少しは、なれましたか?」
「まだ、ちょっと緊張しています」
「そんなに緊張することはありませんよ。みな良い人たちばかりですしね」
「そうみたいですね」
ついさっきまで、山のように重い数学の教材を独りで運ばされていた状況で、みな良い人ばかり・・・と云うのは、ちょっと同意しかねるけど、ね?

そんなこんなで、半分以上に減った数学の教材を一緒に数学準備室に運ぶかたわら、「先生」から前の学校でのことなど含め色々と質問された。
そのせいか、数学準備室まで辿り着くまでの道のりもそんなに苦ではなかったし、意外と速かった気がする。

「そうだ、転校してきた記念に、コーヒーでもご馳走しましょう。放課後、一人で国語準備室にいらっしゃい」
「あ、ありがとうございました」

教材を運び終わって、さぁこれでこの「先生」とも「さようなら」だな、と思っていた矢先、あまり嬉しくないお誘いを受けた。
(・・・コーヒーか・・・嫌いなんだよね、これが・・・)
が、しかし、ここは優等生として、模範的な笑顔を浮かべ御礼を言っておくのも、処世術のひとつである。
まっ、行く気はないけどね?

「必ず、一人で来てくださいね」
「え?」

(ええっ!な、なんで一人で行かないといけないんですか!?)

行く気はない、と思っていた矢先に、念を押されるってことは・・・ま、まさか!?
予想外のことを言われたとき、人は本音が顔に出るらしい。

「先生の淹れるコーヒーは絶品ですから。あまり大勢に知られたくないのですよ」

そう言った「先生」の笑顔が、何故だかとても怖かったりするんですけど・・・それって、私の気のせいですかっ!?気のせいですよねっ!?

私の中で警笛が鳴り響く・・・今日を境に、泥沼のような罠に嵌っていく予感がした。

ウェブカレバナー:先生~素敵ボーイズと、ラブな乙女の物語~ ウェブカレ"

なんか「先生」のファンに、色々喧嘩売った気がする(汗)。
スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © 夢の足跡、月の影. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。